チャールズ・ディケンズの世界。

クリスマスにのんびり過ごそうと、今年はジグソーパズル『チャールズ・ディケンズの世界(The World of Charles Dickens)』を買ってみました。ジグソーパズル、何十年ぶりだろう。個人的に嫌いじゃありません。今の時代、ウェブ上でも遊べたりしますが、やはり腰を据えて遊べるクラシカルなこのタイプが一番いい。


ジグソーパズルの発祥はイギリスだったんですね、知りませんでした。歴史を調べてみると1760年頃、ジョン・スピルズベリー(John Spilsbury)というロンドンの地図職人・技師が、地理を教えるのに役立つ地図のジグソーパズルを作ったのが最初とありました。ジグソーパズルの「ジグソー(jigsaw)」とは「いとのこ(糸鋸)」のことで、このパズルがもともと曲線を切ることができる細い刃を備えたのこぎり(厳密にはジグソーではなく他の名前のソーらしいが)を使用し、木の板を切って作られたことに由来すると言います。ジグソーパズルは大恐慌の間、安価で長持ち、リサイクル可能な娯楽ということで人気が急上昇したそうです。ウィキちゃん(Wikipedia)によれば、今回のパンデミックでロックダウンとなったことから、大恐慌に匹敵する急増を見せたらしい。そーだったのか。でも私が今回やってみようと思ったのも同じような理由なので、皆さん考えることは同じなのかも。それでなくともイギリスでは特にこの時期、ギフト用にジグソーパズルをよく見掛けますけどね。

今回私が選んだジグソーパズルは1000ピースの『チャールズ・ディケンズの世界』。他にもウィリアム・シェークスピアの世界とか、ジェーン・オースティンの世界なども在りました。シェークスピア、あるいはチューダー時代のものと悩んだけど、やはりクリスマスってことでディケンズにしました。なお且つ、イラストに70人ものキャラクターが隠されているというから、探すのも楽しいかも。

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