ツリートッパー

先日、我が家でもクリスマスツリーを飾りました。これまでツリーのトップにはお友達にもらった天使を乗せていたのですが、今年初めて「星」のツリートッパーを買ってみました。星や天使といったものは一般的ですが、実際には種類は色々あってお家によって様々です。星は「ベツレヘムの星」を象徴していると言われ、東方の賢者が星によってベツレヘムへと導かれ、イエスが生まれた場所へ正しくたどり着くことが出来たとされています。因みに天使も野原で羊の群れを見守っていた羊飼いにイエスの誕生を告げた天使の群れを表しているそうです。

子供の頃はミッション系の幼稚園に通っていたので、キリストの誕生とか劇もやりましたし、クリスマスと言えばキリストの誕生の他は、漠然となんだかプレゼントがもらえて美味しいものが食べられるワクワクするイベントとしてしか考えていませんでした。よく海外ドラマや映画で子供が親に抱きかかえられたりしてツリートッパーを飾っていて、飾りの中でも特別なものなんだろうなと思ったりはしましたが、昔はクリスマスツリーの意味すら知らずに飾ってました。こうしてみるとやはりキリスト教の文化なんだなぁと実感してしまいます。イギリスではキリスト教徒の割合は過半数を超えていましたが、新しい2021年のセンサス結果によると、2011 年の59.3% から46.2% に減少したそうです。移民の影響もあるのかなぁと思ってましたが、単純にイギリス人の宗教離れの要因が大きいのだとか。



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