エセックス・テレット
近くの博物館で見て気になった展示品。1800年代、この地域の女性や子どもたちは副収入を得るために、わらを編んで、帽子やカバンを作ったそうです。
このソーイング・バスケットが可愛い。
ヨーロッパには豊作を祈願して麦わらでお守りのようなものを作る風習があります。一般的にはコーン・ドリー(Corn Dollies)と呼ばれていますが、呼び方は地域によってさまざま。エセックスではエセックス・テレット(Essex Terret)と呼ばれているようです。ドアに飾ってもきっとステキよね。
テレットとは古フランス語の『toret, touret』から派生した言葉で、小さくて丸いものという意味があるらしいけど、ここでは意味は関係ないのかも。説明書きがなかったので詳細はわからないけど、「リング・テレット(Ring Terret)」や「バー・テレット(Bar Terret or Essex Bell)」っていうものがあるらしいので、おそらくリースのような円形のものをリング・テレット、上のデザインは「バー・テレット」って言うんじゃないかなぁ?他にもこんなに凝ったデザインのものが展示されていました。ちょっと興味あるなぁ。
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