モースト・ホーンテッド

最近『モースト・ホーンテッド(Most Haunted)』という再放送番組を見ています。そう。幽霊が出没するという場所へ行き、超常現象を検証する番組。旦那はんに何でそんなの見ているの?と不思議がられます。はい。私、怖いの大の苦手。小心者。おばけ屋敷やホラー映画なんて大嫌い。怖いものに関しては『見ない、聞かない、行かない』が私の三原則だったのに、なぜかこの番組は見てしまう。江原啓之さん的スピリチュアリストが、毎回そこにいる霊について、性別や背景、時には名前まで解説します。イギリスは古い建物多いから、そんな話も多そうだよね。嘘か真か、椅子が動いたり、古いコインや石が飛んできたり。霊と普通に会話できるんかい!?っていう、ちょっと今まで日本では見たことのない現象が起きていて、なんだかちょっと怪しかったりもするんですが。。。まぁ、信じる信じないはあなた次第ってことで。

私、霊感はないほうだと思うんですけど、イギリスでは何度か『怖いっ』って思ったことあります。遺跡めぐりとか博物館・美術館とか好きなんでよく行きますが、一人の時はちょっと要注意。だって博物館が昔のお城だったり刑務所だったりして、とーっても不気味な雰囲気が漂っていたりするんで。しかも時間帯によっては人も少ないし。一つは一人で行ったヨーク博物館。日本語堪能なおじさんが途中まで案内してくれて、それはそれで良かったんですけどね。何となく一人で見るのは怖いなぁと思いつつ、写真を撮ったんですけど、シャッターを押すたびに、なぜか身震いするんです。当時はデジカメではなかったんで、現像したら全てピンボケ。不思議なオレンジの光の筋が何枚かに映っていたりもして、気のせいだよねーと思うことにしています。もう一つは友達と行ったスコットランド・ボーダー地方、ジェドバラにあるカッスル・ジェイル&ミュージアム(Jedburgh Castle Jail and Museum)。その名の通り、刑務所です。19世紀の刑務所生活が再現されてます。ロウ人形なんかがあって怖すぎ。何で私たち、あのミュージアムに行ったのでしょう?後半はろくに見もせず、キャーっと叫びながら、両サイド牢獄に挟まれた通路を走って逃げた記憶があります。だって、怖かったよね?今このミュージアムに関する記事を読んでいたら、『モースト・ホーンテッド』で取り上げられたって書いてありました。あー、やっぱりね~。テレビを見るたびにあの時の記憶を呼び覚ましている私です。

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