不思議なピアス。
20代の頃、仙台にあるジュエリーショップ『11時のティータイム』さんを頻繁に覗いては、よく華奢なタイプのピアスを買っていました。ファーストピアスを買ったのもここ。ファーストピアスが外れずに、大迷惑を掛けて2人がかりでペンチで外してもらったのもここ。懐かしいなぁ。下のピアスは同店で母親に買ってもらったもの。石は何だったかな?ホワイトジルコンかホワイトトパーズか何かだったと思う。忘れちゃったけど、石はハート形でその上にゴールドのエンジェルちゃんの羽根が付いてついている大のお気に入りです。結局、今も愛用しているピアスの多くはあの頃買った質の良いものばかり。
実はこれ、エディンバラに留学していた時につけていて、ふと気づいたら片耳から無くなっていたんです。ちょうど観光でアラン島にあるブロディック城(Brodick Castle)を見学していた時だったと思います。大事なピアスだったので、友達にお願いして引き返し、城の中の赤い絨毯の敷かれた廊下を協力してもらって探しましたが、さすがに時間を割いていられないので諦めました。ところが、バスに戻ると自分が座っていたシートの下にキラリと光るものが。。。幸いなことにこのピアスでした。きっと友達とはしゃいでいた時に落ちたのだと思いました。
そして去年の暮れごろ、買い物に出掛けマスクをしたり外したりしている間に、気が付いたらまた片耳から外れて無くなっていました。今回は流石に探せないと思い、完全に諦めました。その時、やっぱりスコットランドでの幸運な出来事を思い出しましたけどね。ところが、不思議なことに、昨日、出掛けようと思ってジャケットをハンガーから外すと、ジャケットの粗い内布に刺さっていたのです。しかもそのジャケットは、失くした当日には着ていなかったもの。なんでこんなところに?すごく不思議。羽が生えているからまた戻ってきてくれたのかな?そんな訳で2度も手元に戻ってきてくれたピアスはきっと縁があるに違いない。今度こそなくさないように大事にしよう。
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