デヴィッド・オースティンのローズ・ガーデン
非常に威厳のある格式高いエリザベス女王の国葬も終わり、秋の訪れとともに時代の移り変わりを感じています。この先様々な事がどのような方向へ向かっていくのかは未知ですが、一つでも良い方向へと向かってくれると良いなと思います。
品種によって咲く時期が異なるため、テーマ毎に分かれた敷地では美しいバラを見ることができました。今年は暑い夏で、水不足も問題視されていたので、広い敷地を管理するのは非常に大変だろうなぁと思いましたが。。。
- ロング・ガーデン(The long Garden);バラ園の中心で、通常、初夏に一度だけ開花するオールド・ローズのコレクションがある。行った時はスタッフの方々がここで作業していました。
- ビクトリアン・ウォールド・ガーデン(The Victorian Walled Garden);中央の大きな石の彫刻を中心に、3重の円形に構成された正式な庭園。イングリッシュ・ローズや繰り返し開花するシュラブ・ローズ(shrub roses;半つる性のばら)が植えられている。
- ルネサンス・ガーデン(The Renaissance Garden);庭園の中で最も美しく、イングリッシュ・ローズを中心に植えられている。
- ライオン・ガーデン(The Lion Garden);故パット・オースティンが設置したライオンの彫刻があるためそう呼ばれているらしい。イングリッシュ・ローズや多年草のハーブと混ざり合い、色・形・質感・香りの素晴らしいコントラストを作り出している。
- パティオ・ガーデン(The Patio Garden);ほとんどのイングリッシュ・ローズは優美に丸みを帯びた低木状に成長するため、鉢などで育てるのが理想的だそうで、大型のさまざまな装飾テラコッタ・プランターに栽培されていました。
- スピーシーズ・ガーデン(The Species Garden);ワイルド・ローズとそれらの交配種が栽培されている。一番早く開花し、初夏が最も美しいそうだ。この庭では種を食べている鳥がよく目撃されるのだそう。
因みに、入り口には立派なバラに関するハンドブックが置かれていました。金文字の表紙に中はカラー。こんなに立派なのに「無料」だったので驚きです。もちろんしっかり頂いてきましたけどね。
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