プラウ・マンデー

クリスマスから数えて12日目は、一連のクリスマスのお祝いが終わる日として『十二夜(Twelfth Night)』と呼ばれています。そして、クリスマスの飾り付けは十二夜には片付けるという習わしがあります。我が家も十二夜に片付けました。片付けると部屋が広々するけれど、なんだか物寂しい気もする。。。

さて、『十二夜』はよく知られていますが、かつては『十二夜』後初の月曜日を『プラウ・マンデー(Plough Monday)』と言ったそうです。『プラウ』とは「鋤(名)、耕す・掘り起こす(動)」の意味があり、英国の農業年の伝統的な始まりの日と言われています。これらの記録は中世時代、15世紀後半頃までさかのぼるようです。クリスマスからレント(Lent)の間に耕起作業が始まりましたが、冬季の辛い作業ではあるけれども、コミュニティーの存続は農作物の成功にあったことから、この大事な作業の開始日を重要視するようになったことが事の始まりのようです。

とは言うものの、調べていくと、仕事始めの日というよりは、仕事始めにあたって、先ずはもういっちょ最後のイベントと言った感じです(笑)。内容は地域によって異なるものの、(おそらく仕事を始めるにあたっての清め・浄化の意味で)火の回りで鋤を引きずったり、列をなして鋤を引きずり村を歩き、鋤のために募金を募ったり、教会に『プラウ・ライト(Plough Lights)』と呼ばれるキャンドルを灯したり、仮装したり、顔を黒く塗って、ダンスをしたりというようなことが行われたようで、今でもその名残がイベントとして残されているところもあるようです。

Source; Wikipedia
プラウ・マンデー

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