マヤ・アンジェロウ

これはアメリカの有名な詩人マヤ・アンジェロウ(Maya Angelou)の詩です。数年前にマヤの本を頂いてから訳してみたいなぁと思っていました。フェノメナル(Phenomenal)は並外れたとか驚異的なとか素晴らしいというような意味があります。若いうちは自分の魅力に気付けずに、自信がもてない人もいる。他人の魅力を理解しようともせず、偏った価値観と心無い言葉で人を傷つけてしまう人もいる。魅力は外見ではなく、内に秘めたもの。魅力は見えるものではなく、感じられるもの。誰でも個々の魅力を持っているのです。マヤの女性としての強い姿勢が印象的ですね。あなたもきっとパワーをもらえるはず。原文は英語版i-ADNESに投稿しました。
Still I Riseも投稿したので、良かったら読んでみてくださいね。

フェノメナル・ウーマン
作/マヤ・アンジェロウ、訳/i-ADNES (注;あくまで個人的な趣味で訳したものですのであしからず。)

可愛らしい女性たちは、私のどこに秘密があるのか不思議に思う
かわいい訳でもなければ、モデル体型でもない
私が語り始めたら
嘘をついているって思うでしょう
それは
差し伸べた両腕だったり
お尻の大きさだったり
歩幅だったり
ぽっちゃりとふくれた唇に秘められたもの
私は女性
他の人とは違う
並外れた女性
それが私

私は部屋に入る
ごく平然と
男たちは
立ち止まったり
ひざまずいたり
そして、私に群がってくる
蜂の巣に群がるミツバチのように
それは
瞳の中の炎のようなきらめきだったり
ちらりとのぞく歯だったり
腰の振りだったり
軽やかな足取りだったり
私は女性
他の人とは違う
並外れた女性
それが私

男たちは疑問を抱き続けている
私の中に見えるものが何なのか
どんなに頑張っても
触れることはできない
私の中の神秘
あえてそれを見せようとしても
彼らには見えないと言う
それは
私の反らした背中だったり
太陽のような微笑みだったり
体の上部の豊かな胸だったり
優雅な振る舞いに秘められたもの
私は女性
他の人とは違う
並外れた女性
それが私

これでわかったでしょう
なぜ私は恥じていないのか
叫んだり、わめいたり
大声を上げるまでもない
私が通り過ぎるのを見掛けたら
あなただって自分を誇りに思えるはず
それは
私が鳴らすかかとの音だったり
髪のうねりだったり
手のひらだったり
気遣いに秘められたもの
だって、私は女性
他の人とは違う
並外れた女性
それが私

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